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​地球温暖化の影響

​動物たちへの影響

気候変動が自然や野生生物に及ぼす深刻な影響の原因は、地球環境にもたらされる、急激な「変化」です。気温や気候が変化する中では、食物が採れなくなったり、繁殖が出来なくなり、数を減らす動植物種が出てくるだけでなく、一方で生息域を広げ、数を増やすものも出てくると思います。生えている植物が変化し、生息する野生動物が変化すれば、温暖化による変化に耐えていた動植物も、新たに優勢になった動植物に生息地や食物を奪われたり、捕食されて減少し、絶滅する種が出てくるかもしれません。温暖化はこうした間接的な影響も生物に対して及ぼす危険性があるのです。さらに広い地域で植生や生物相が大きく変化すると、地域の気候自体を変えてしまう可能性もあります。たとえば、森林や草原だった場所が、干ばつなどで広く砂漠化したりすると、その地域の気温や気候そのものを変化させる一因になります。さらに、地球温暖化の影響を受けていると考えられる絶滅危 惧種は、約20年で4500種類も増えています。

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