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環境先進国ドイツの取り組み

​(1)   環境教育

ドイツでは、未来を担う子供たちに対して、しっかりとした環境教育を行っています。ドイツ各地には「森の学校」と呼ばれる、地域の自然保護や環境教育を行うエコセンターで、幼い子供向けのプログラムが開催されるなど、学びの場が用意されています。また、学校でも授業で環境問題を取り上げるのはもちろん、環境に配慮した校舎づくりや、校庭づくり、森林での自然体験を通じて、環境を守りつづける大切さを幼いころから学ぶことができます。

​(2)  リサイクルシステムの確立

ドイツでは、ペットボトルの飲料を購入すると、デポジットがとられるのをご存知ですか。スーパーなどで購入すると、1本につき25セントから50セントのデポジットが加算されています。空になったペットボトルは、スーパーの入り口にある回収機に投入すると、デポジットがクーポンなどで返却される仕組みをとることで、リサイクル率を上げるだけでなく、ポイ捨てなどを抑制することができています。また、ドイツのごみは収集式なのですが、分別は非常に細かく分かれています。大型のごみは住民が、収集センターに持ち込み、細かく分別されたコンテナに捨てています。収集センターには、リサイクルボックスもあり、まだ使えるものは廃棄せず、ドイツ国内外で再利用される仕組みをとっています。様々なリサイクルシステムを作り上げ、そして活用することで、リサイクル率が日本は19%程度に対して、ドイツでは65%以上を実現してます。

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